パッケージ
もつ鍋1セット(2〜3人前)の内容は以下のようになっていました。
- もつ2パック
- スープ2パック
- 徳島ラーメン2パック
- 薬味(いりゴマ、にんにく、赤唐辛子)
- もつ鍋の作り方
カップル、一人暮らしの方は1パックずつ使えば、手軽な一人鍋が2回分楽しめそうです。
今回はセット内容をまるっと使って家族4人で、いただきます。
お鍋に入れる具材
このサイト(みつほし)でライターをしている料理研究家の山下さんが、もつ鍋に豆腐や、もやしを入れても美味しいと言っていたので実践してみることに。
今回の具材はコイツらだ!
- キャベツ
- ニラ
- 豆腐
- もやし
お手軽調理
前日からもつを冷蔵庫で解凍しておいて、キャベツとニラを食べやすい大きさに切るだけのお手軽調理。鍋を献立に入れられる冬っていいですね!
まずはキャベツともつに少し火を入れます
切ったキャベツともつを鍋に入れたところです。
見てください。1つ1つが大きく、この白くてきれいな肉厚のプリプリのもつ!
野菜の食感を楽しむために、モツとキャベツを先に火を入れてから、残りの具材(もやし、ニラ、豆腐)を追加します。
少し煮込んでもつのうまみが溶け出したスープ
商品説明でこんなふうにスープの特徴が記載されていました。
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九州福岡の本格醤油を使用。明治生まれの老舗「ヤマタカ醤油」が作る福岡の地で生まれた甘口醤油を使用した本格もつ鍋スープ。
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甘口醤油を使った本格もつ鍋スープって美味しそう!と楽しみにしていたんですよね。
少し火を入れてもつの旨みが溶け出してきたスープを一口。
…お、美味しい。
確かに普通の醤油スープと比較すると、甘みを強く感じます。
まず舌の上で甘みを感じて、スープを飲んだときに醤油の香りがふわっと立ち上がる感じ。
甘いと言ってもベタベタしたような甘さではなく、コクと切れがあります。
スープに溶け出したもつの甘みとベストマッチしていて、この時点で優勝!と言いたくなる美味しさ。
追加の具材を投入
シャキシャキとした食感を残すために、ニラともやし、豆腐と薬味を追加しました。
赤、緑、白、黄色と見た目も良く、食欲が湧きます。
もやしと豆腐は本当にもつ鍋に合うのか、こうご期待です!
いざ実食!
火を入れたあとのビジュアルも完璧!もつ鍋ってどこで切り取っても美味しそう。
1つ1つの具材をレビューする形でお伝えしていきます。
まずはニラ
スープを吸ったニラは少しくたっとしていて、でもほどよい食感が残っていて。このくらいが個人的には一番好きな火加減。
赤唐辛子が煮込まれて少しピリッとした感じが出つつ、甘みのあるスープとニラの香りが鼻に抜けていきます。いい仕事するね!
豆知識
もつ鍋にニラを入れることで、独特香りがもつの臭いをやわらげ、ビタミンB1の吸収を助ける効果があるそうです。
味が良いだけでなく、もつが苦手な方でも食べやすくなり、スタミナもついて一石二鳥の名コンビ!
続いて豆腐
食感の良い具材が多かったので、絹ごし豆腐をチョイス。さて実力の程はいかに。
ファーストインプレッションは鍋に入っている美味しい豆腐…だったんですが、中盤、終盤だとまた少し違った印象に。
もつを食べたあとに豆腐を口に入れると、豆腐の水分が口の中で広がりさっぱりします。麻婆豆腐の辛味を中和してくれる役割的な?
妻と子どもたちに感想をたずねると、普通に美味しい(語彙力)と言っていたので、気になった方は試されてみてはいかがでしょうか。
もやしでGO
しゃきしゃきした食感があったほうが良いだろう、と後入れしたもやし。
計算通りの食感。キャベツとはまた違ったアクセントになって、これまた良いです。
妻と私はこんなふうに話していたのですが、子どもたちには不評。
私は気にならないレベルでしたが、言われてみるともやしの風味が少し強いのかも。
お鍋に入れる前にもやしの根を取ってやれば、食感と風味が良くなるので、次回チャレンジしてみようと思います。
真打ち登場
阿波牛のもつ。これが食べたかった!
煮込んであぶらが溶け出したあとでも、この厚みとプリプリ感です。
口の中に入れて噛みしめると、じゅわーっと幸せが広がります。
くさみが驚くほどなく、ひたすら甘みを感じます。これが野菜の旨みが溶け出したスープとよく合う。
スーパーで購入するモツって何か違うんだよな…と思っている方に、この阿波牛のもつを心からおすすめです。
そしてキャベツ
少しくたったキャベツもいいですし、食感が残っているのも良い。
とんかつ屋で出される千切りキャベツに勝るとも劣らない、もつ鍋の屋台骨。
他の具材やもつと一緒に口に入れても美味しい、定番のキャベツさんです。
もつ鍋のシメ!徳島ラーメン
徳島県のソウルフード、徳島ラーメンで使われる中華麺をたっぷりのお湯で茹でていきます。
間違っても下茹でしないまま、鍋に入れないでくださいね。
茹で上がった麺
茹でている間、中華麺のいい香りがしていてこれを具材の旨みが溶け込んだスープに絡めて、すすったら最高だろうなと思っていました。
流水で麺をシメているのですが、ストレート麺なのか少し角が立っていて、口当たりが良さそうな印象です。
阿波牛もつ鍋セットのフィナーレ!
つるつると食感の良い麺に、旨みが溶け出したスープが程よく絡みます。
ベースにある甘みを感じる醤油スープとも、良くあっていてもつ鍋の最後を飾るにふさわしい一品です。
ラーメンと一緒に食べてみたかったので1つだけ残しておいたモツを、チャーシュー代わりにかじってみたところ、ラーメン店でメニューに無いのが不思議だなと思ってしまう旨さでした。
阿波牛もつ鍋セット、ごちそうさまでした!
補足:満足感あり!
もつ鍋でそろそろお腹いっぱいという場合は、2パックあるので1つだけ茹でて後日、スーパーなどで購入したスープと合わせても良さそうです。
我が家は育ち盛りの中学生がうまい、うまいと麺を吸引していましたが、かなり満足感がありました。
銘柄牛が使われていますが、黒毛和牛を利用したもつ鍋セットと価格は変わらず、コスパも良かったです。